ゆっくりの曲は簡単過ぎてつまらないと思っていませんか?
もし、楽器の演奏が早押しボタンみたいに
「楽譜に書いてあるタイミングが来る前までに鳴らせばOK」
というゲームなら、
ゆっくりの曲は簡単かもしれません。
でも音楽は、そうではないですよね?
自分では弾けるようになった気になっていても
そのタイミングまで待てなくて、リズムが速くなってしまったり、
待とうとするがあまりにスピード感がなくなってしまい、
リズムが緩くなって説得力のない演奏になってしまう
という事がよくあります
「ゆっくりの曲がつまらない」と感じる原因は、
×簡単過ぎてつまらない
のではなく、
〇タイミングの定め方が難しいから、上手く演奏できなくてつまらない
という事なんですね。
では、速いテンポが簡単なのか?
というと、そうではなく
簡単なテンポの曲の基準は、
自分の身体能力に合った丁度良いテンポ
を見極めることが大事です!
そして、
色んなテンポの曲に挑戦していくための方法は、
例えば、
自分の身体能力に合った丁度良いテンポが「テンポ100」だった場合、
110→120→130と、少しずつ速くしていって、
テンポ160くらいの曲が上手く演奏できるようになってから、
半分に落してテンポ80の(ゆっくりな)曲に挑戦するという方法をオススメしています。
速いのテンポが上手く演奏出来ていれば、
その半分のテンポになったときも、
同じようなスピードの感覚で演奏できる場合が多いからです。
まずは、
自分の身体能力に合った丁度良いテンポ
を見つけてみましょう!