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2人はいいけど3人はちょっと…

赤坂G's Barでのライブでした。

ピアノの山根れい子さんとは6年前くらいにジャムセッションで知り合って、定禅寺ジャズフェスティバルに誘ってもらってからの付き合いです。

一緒に演奏する以外にも、ライブを企画してくれたり、写真を撮ってくれたりと色々お世話になっています。

OLをしながら色んなライフワークを持って活動していて、素敵な友達がいっぱいいて、いつも楽しそうでとっても頑張り屋さんな人です。

 

ベースは安田幸司さん、他のバンドでもよくご一緒させてもらっている頼れるベーシスト。随所に聴き馴染みのあるフレーズを印象的に使ってほっこりさせてくれたりもします。

物事をキッチリハッキリと認識するのが得意な人なので、一緒に仕事をさせてもらえると話しが早くていつも助かっています!

 

 

このバンドは3ヶ月に一度くらいのペースでライブをやっているのですが、リーダーのれい子さんを中心に毎回進化していて、その変化がとても面白いです!

こんな変化が味わえるのは、ピアノトリオならではなのかな?とも思っています。

 

 

話しは変わるようですが(笑)

 

「2人で遊ぶのは楽だけど、大勢で遊ぶのは苦手」

って思ったことないですか?

 

僕は、小さい頃からずっとそう感じてきていたんですけど、

バンドにチームワークの必要性を感じてからその事に納得した気がしています!

 

友達に、自分の気持ちを深く伝えたい!って思うと2人の方が楽ですよね。

それが、3人になると途端に難しくなります。話題とか気持ちとかが急に立体的になって複雑化するからです。

 

それが大勢になると、それはそれは大変ですよね。。

 

その結果、「合わせる」とか「黙る」とかっていう方法をとってしまい、

「大勢で遊ぶのは苦手」

ってなってしまっているような気がします。

 

それでいうと、大半の人が得意ではないはずですよね。

なので、「苦手」なんじゃなくて、ただ「億劫」なだけなんだって思っています!

苦手克服の解決にはなってないですが…(笑)

 

 

バンドでも同じで、デュオ(2人で演奏)では楽なことも、トリオ(3人で演奏)では急に難しくなる事があります。

 

難しいほど奥深くてやりがいを感じられるのは、音楽ならではかな?

 

そんな人間模様が見えるのもピアノトリオの楽しみのひとつ!

演奏面はもちろんですが、今回はいい場面がつくれたなあとか、反省をいかして次はこれを試そうとか、そうやって毎回進化しています。

 

 

ジャズのライブって、なかなか行きにくいって思ってる人が多いかと思いますが(客としては僕もそのひとり)、言葉のない時間、普段思わないことを感じたり笑顔になれたりする時間を過ごせるとしたら、ちょっと贅沢だけど、悪くないんじゃないかなって思います。